薬物によるドーピングで面接を有利にする方法について
ぼくは昔、就職面接をドーピングでのりきったことがある。
それについて書く。
スポーツにはドーピングというものがある。
ご存知の通り、薬で身体性能をあげてスポーツで有利にすることだ。
以前も書いた通り、ぼくはダイエットのために何度かステロイドを使用した。通常ではありえない効率の脂肪カットが可能だ。
また、スマートドラッグというものがある。
薬で脳機能を補助し、活性を高めるものだ。
これについても、ぼくはとりあえず20ぐらいは試したと思う。自分なりに知見があるが、いずれ書く機会があるだろう。
とにかく、ぼくは大学生時代にはそういう実験を繰り返した。趣味で。
薬の個人輸入はもちろん、薬草の栽培なども行い、漢方薬を調合し、独自レシピの薬酒なども作った。趣味で。
そして、就活の季節がくる。
ぼくは面接とかは苦手だ。得意なわけがない。
面接で「テストステロン剤を使い、合理的に筋肉を増やしました。ぼくは目的のためならあらゆる手段を検討し、実行する男です。むだな努力は大嫌いです」とか言っても受かるわけない。
よし、ドーピングだ。
そう思った。
以下に書く内容は実行を推奨しない。
だが、現在ではこの薬は輸入できないので、実行不能なので、書いてもいいと判断する。
エフェドリンという薬がある。
喘息の治療薬だが、いくつかの理由から制限がかけられている薬品だ。
とはいえ、ぼくが学生の頃は、濃度の低いものを個人輸入すれば、税関でのチェックは発生するにしろ、通販でふつうに買えた。
いまでも法律的には買えると思うが、昔よりも厳しくチェックされるだろうし、ぼくが買ったサイトも売らなくなってしまった。
ぼくはこの薬品をふくむ製剤を「ボディビルディングドットコム」から買った。
現在ではこのサイトはあまり危険なものは日本向けに扱ってないが、当時はドーピング系の市販薬がほぼすべて買えるやばいサイトだった。
税関で成分チェックのために開封され、一錠なくなった状態で届いた。
当時(十年前)にはそんな感じでした。
いまはもうちょっと厳しいんじゃないかと思う。
さて、この薬には、面接が有利になるような作用がある。
具体的には。
・気管支が拡張する
・興奮作用がある
の二点だ。
つまり、声は大きくなり、血色はあがり、意欲的に見える。
就活において、声がでかく意欲的に見える学生が有利なら、これは有利な特性だ。
薬を使って有利にする。
つまり、ドーピングである。
その後、ぼくはしばしば面接時にドーピングを行った。
さて、どうなったか?
ぼくは体育会系のクソみたいなブラック企業に入ってしまった。
当然だが、ドーピングした状態のぼくは、本来の状態とはちょっと違う。
その状態で面接を受けると、ちょっと違う状態の企業と相性が良くなる。
そういうことである。
おわかりだろうか? 自分をいつわるのはよくない。
はいドーピング、よくないですね。
あんがい倫理的な結論でこの話は終わる。
付記:
倫理的な結論を(いちおう)出しておいたところで付記しておくが、
個人的には、薬で性格を変えること自体はそう悪いことだとは思わない。
アルコールを飲んで普段言えないことを言うような行為だって、薬で性格をかえているのだから似たようなものだと思う。
就活でドーピングするのも悪いことだとは思わない。
有利になるように行動するのは当然だし、面接練習だってけっきょく不自然なんだから。
もっといえば、就活そのものがひどく不自然なシステムで、不自然なシステムに人間が適応しようとしたら、なにか人間は不自然なことをしなければならなくなるのだ。その不自然なことが面接の練習でも、ドーピングでも、リーダーシップの経験を積むことでも、変わりはないとぼくは思っている。
ちなみに、そこそこの知識があればほかにも面接ドーピング法はたくさん見つけられるぞ