台東ウェイストランド

台東区は滅亡しました。

サウナとかのこと

 銭湯に行ってサウナ&水風呂に初挑戦した。

 それまでずっと水風呂とかは避けていたので、サウナと水風呂のセットを経験したことはなかったのだが、先日「あれは薬物に近い」と言われ、そんなに気持ちいいならと行ってみることにした。

 近所にある銭湯に行った。客の三分の一が全身に和彫りをいれていた。

 サウナに入ってみた。熱かった。水風呂にも入った。冷たかった。

 

 習ったとおりに交互に入っていくと、全身の血行がよくなった感じがした。

 これがサウナハイというやつかー、ととても感心した。

 目を閉じると、ぼんやりと緑色と桃色の光の帯が見えた。

 脊椎に沿って七色の光のようなものが流れていく感覚があった。

 …………からだに悪いんじゃないの。これ。と思った。

 

 帰ってから全身がぐったりして寝た。

 サウナハイの効果なのか単に脳が熱でやられたのか、非常にしおらしい気分になり

 「なぜこんな時代にこんな人間としてうまれてしまったのだろうか」

 とか

 「この何の意味もなくただ構造だけがある宇宙に何を求めれば良いのだろうか」

 などと考え始めた。

 二時間ぐらいそういうことを考えていた。

 たぶん、サウナ効果で脳が活性化して、ネガディヴな思考がガンガン促進されたんだと思う。

 

 起きてこれを書いているが、まだ体がだるいのでまた寝ると思う。

 起きたらサウナのパワーでものすごく疲れが回復していると良いなと思う。

世界一ベタベタする台所のこと

 シェアハウスの台所がとにかく油まみれだった。

 

 油まみれといっても、油をぶちまけたような感じとかではない。ただ、その台所にあるものほぼすべてが無限にベタベタするだけだ。

 戸棚の引き戸を触っただけで、手によくわからないベトベトがつく、テーブルもベトベトしている。部屋の角に無限放置されている不燃ゴミもベトベトしている。ようするに、台所にあるものすべてに謎のベトベトした汚れがついていた。

 もちろん床もベトベトする。そのまま歩くと、足の裏がはりつくようなイヤな感じがする。

 

 よくわからないから拭いたりしていたが、拭いても拭いてもそのベトベト汚れは復活してきた。なぜこんなに台所じゅうがベトベトするのだろう。

 

 あるとき、その謎がとけた。

 ある日、台所に入ると、部屋中が白い煙でもうもうとおおわれていたのである。

 火事か、と思うほどであったが、何も燃えてはおらず、ただ古くなった天ぷら油の臭がするばかりであった。

 煙の正体は、住人が炒め物で使用した油が気化したものだった。

 その油の煙が部屋中にたちこめることで、部屋中に油が付着し、ベトベトしていたのであった。汚れが復活するのは、たんに炒め物によって油の煙が無限供給されるからだ。

 

 おかしいだろ

 なんなんだこいつら

 

 そう思った。

 油の煙が台所にこもっている原因は五秒でわかった。換気扇がダメになっていたのである。

 正確に言うと、換気扇のフィルタがだめになっていた。油の煙によってフィルタの布地が完全に目詰まりしてしまい、それに黒カビがびっしり生えていた。

 フィルタを外してみると、まるでハチミツが詰まった蜂の巣のようだった。置いておいたら下の方にハチミツ状の油が垂れてきた。

 

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 上の写真でフィルターが置かれているのは窓のふちの部分である。

 ギトギトした質感なのがおわかりだろうか。

 油の膜ができてニスを塗ったような状態になっているのである。

 

 けっきょくフィルタは捨てて、いまは外しっぱなしの状態だ。

 新しいフィルタを買ってきてつけることもできるが、換気扇のフィルタなんていう上等で文化的なものは、台東ウェイストランド人には使いこなせないから不要である。

 どうせ虫がたまに入ってくるぐらいだと思うし。

 

 とにかく、こうして台所全体がどんどんギトギトになってくる問題は解決した。

 よかったよかった。

 

 そんなわけで、換気扇の壊れた部屋で、住人が執拗に炒め物を作りつづけて油の煙を発生させ続けていたのが部屋がベトベトになる原因なのだった。

 

 

 追記:

 かつての同居人(いまは別のシェアハウスで幸せに暮らしている)いわく、一部の住人は炒め物以外全く作らないらしい。とにかく油で炒める以外の調理法はいっさい採用せず、マシーンのように炒め物を作り続けているとのこと。

 個人的な意見を言えば、油の白煙がバンバン発生するのはどう考えても高温になりすぎで、炒め物としてもちょっとおかしい調理法だと思うのだが……。

 

 

 追記2:

 こういうことを書くと「家事ができるorできない」の話になりがちであるが、問題はそこにはない。

 家事ができない人だって、料理のたびに台所が油でもうもうとしていて、部屋中がベトベトしてきたら、何かがおかしいと思う。

 そこで「おかしい」と思わない(思えない)のは「家事ができない」の範囲を超えた何かだと思う。

 

 

 追記3:

 部屋中についた油の膜は、まるでラッカーのような塗膜を形成していて、洗剤を濃くした水でゴシゴシ拭いてもなかなか落ちない。

 たぶん、油絵とかと同じ原理で、油の成分が長時間のあいだに化学反応して強固な膜を形成しているのだと思う。

 

効率厨の自炊 ~初心者のためのお料理攻略コース(ライス編)~

 これは「これから自炊するぞ」という人のための案内記事です。

 

 とくに、ゲームを攻略本を読んでクリアするのが好きな人向けの自炊攻略記事です。

 目標地点は「生活コストを減らし、ギリギリ飽きないローテを回す」です。

 

 レベル1、レベル2、レベル3の三段階をご用意しました。レベル2と3は入れ替え可能です。

 

 これは、自炊とかぜんぜんやったことない人向けの記事です。

 ホワイトシチューを自作できる人とかはとっくに補助輪がとれてますからこの記事は必要ありません。

 味の追求とかそういうヌーベルキュイジーヌをやりたい人はよそに行ってください。

 

 

 

 レベル1:

 

 まず、この世には米と炊飯器というものが存在します。

 これと水と電気があれば一般に米は炊けます。

 

 米を炊くさいにはとぐという工程があります。

 ですが、米には無洗米というものが存在し、これはとぐ必要がありません。

 

 ですので、まず「無洗米」と「炊飯器」を利用可能にしてください。

 

 米を炊く場合、

 いまどきの炊飯器にはかまの内側に目盛りがついています。

 それを参考に水分を調節します。

 ちなみに米の単位は一合、二合……です。計量にはそれが計れるカップが必要です。炊飯器についていますが、なければ100円ショップで米が計れるタイプの「計量カップ」というものを買います。

 

 あなたが男性で、ある程度量が食えるなら、はじめは二合を基本に炊くのがいいと思います。

 理由は、一度に炊く量が一合だと、水の量の調整が難しくなりやすく、失敗しやすいからです。

 

 米が炊けたら、つぎに炊くときから好みに合わせて水の量を調整することもできます。PDCAサイクルってやつです。

 でも、基本的にはベースの基準を守りましょう。

 わずかな水の調節でかなり変わりますから、ちょっと水が足りないだけで芯がでたりします。

 

 米はこだわるとキリがありませんから、ほどほどに習得したら、このレベルはクリアです。

 

 え? おかず?

 

 おかずは全部買って下さい。

 都市部なら、さいきんの市販の総菜は優秀です。

 自炊で失敗する人は、いきなりおかずのローテを回そうとするから失敗するんです。

 

 お金がなければふりかけとか卵を買いおかずにします。目玉焼きが作れるなら、焼いた目玉焼きをごはんにのせて醤油をかけて食ってみてください。

 

 

 レベル2:

 レベル3:

 

 ここでは、「チャーハン」と「中華風ぞうすい」を習得します。

 順序は交換可能です。

 ふたつ習得したらレベル3クリア。おめでとう。

 あなたは合格です。「自炊できる」と自己主張していきましょう。

 

 さて、

 なぜ米の炊き方のあとにこの2種類の料理をもってくるかというと、これらの習得で「余ったごはんのリサイクル」が可能になるからです。

 保温しすぎて味が鈍ったライスも、冷蔵したメシも、このふたつのやりかたならあっさり回復です。

 

 「ウェイパー(味覇)」というものと、「ごま油」というものと「万能ネギ」「卵」というものを買います。

 また、チャーハンには「フライパン」、ぞうすいには「なべ」がいります。

 

 それから、あたらしいデバイスを追加しましょう。「キッチンバサミ」です。100円ショップで買ってください。

 これは、今回は「万能ネギをジョキジョキ切って料理に入れる」という使用法に使います。まな板と包丁よりラクで場所を取りません。武器で言うとクロスボウみたいなものです。

 

 レシピについては詳しく説明しません。

 各自ネットで調べれば良いからです。

 読んだレシピの、「調味料部分」をウェイパーのみ、「具材部分」を「ネギと卵」に置換して、作業のところだけ読んでやります。これはよくあることです。

 完全にレシピどおりやると運用しにくい場合、できる範囲にデチューンしていきます。

 

 レシピを読むさいに留意事項があります。

 おおむね世間のレシピは「料理できる人」むけに書かれています。

 ですので、しくじるポイントや、言語化しにくい部分、当然の前提などは書かれていません。以下、そこだけ補足します。

 要するに、通常のレシピに書かれていないポイントだけ補足していきます。

 

 【両方共通】

 ・味付けはまずウェイパーで行います。ウェイパーはすでに味のコアができていて、とりあえずおいしくなります。

 ・卵のカラは入りこんだらとってください

 ・卵を入れるときはいちど別容器に卵をあけて、カラが入ってないか確認→溶き卵にしてから入れます。

 ・ネギはキッチンバサミでジョキジョキ切って直入れしてもおおむね問題ないですが、もしネギに土がついてたら洗います。

 ・放置する場合フタをします

 ・火をつけたまま部屋から移動しない

 ・食えなさそうになったらあきらめて撤退(捨てる)

 ・ごはんの保存はラップをする

 

 【チャーハンの場合】

 ・テフロンコートのフライパンを推奨

 ・油を多くしすぎる事故が起こりやすいです。フライパンにまず油を引いてメシを入れ、メシがフライパンにくっつくようならはがしながら追加します。

 ・いきなり強火にするとメシがくっつきやすいです。

 ・先に油→ネギ→ウェイパーを入れてフライパンにメシがくっつきにくくする緩衝材にする

 ・油が多くなりすぎたら卵を追加してごまかしますが、フライパンをナナメにしたときに、しみ出てくるほど多くなりすぎたら、あきらめて撤退です。捨てるかガマンして喰います。

 ・基本的にネギに火が通ってたら食えるので、あまりこだわらない。

 

 【ぞうすいの場合】

 ・米は入れる前にざるにあけて洗ってぬめりを取る技法がありますが、マストではありません。

 ・火を強くすると焦げ付きやすいです。

 ・適宜かき回します、かき回すときは底部分を持ちあげるようにして、底の加熱されている部分を流動させ、焦げを防ぎます。

 ・なるべくテフロンコートの鍋を使う、土鍋はなるべく避ける(焦げ付きやすさ)。

 ・卵は煮立った状態でといたものを入れてかき回すと中華風です。

 ・水は多少多めの方がいいです。

 ・吹きこぼれないように初めは鍋のスペースに余裕を持たせる。

 ・おかきのようなにおいがしたら焦げはじめています。まず火を止めます。

 ・ごま油は最後に香りづけに軽く回しかけます

 

 

 

 以上です。

 

 この3つを習得すると、最短でごはんローテが回せます。

 バリエーションは買ったおかずで確保し、余ったごはんはリサイクルします。

 まな板なし、包丁なし、専有面積が小さい合理的なローテです。

 

 

薬物によるドーピングで面接を有利にする方法について

 ぼくは昔、就職面接をドーピングでのりきったことがある。

 それについて書く。

 

 スポーツにはドーピングというものがある。 

 ご存知の通り、薬で身体性能をあげてスポーツで有利にすることだ。

 以前も書いた通り、ぼくはダイエットのために何度かステロイドを使用した。通常ではありえない効率の脂肪カットが可能だ。

 

 また、スマートドラッグというものがある。

 薬で脳機能を補助し、活性を高めるものだ。

 これについても、ぼくはとりあえず20ぐらいは試したと思う。自分なりに知見があるが、いずれ書く機会があるだろう。

 

 とにかく、ぼくは大学生時代にはそういう実験を繰り返した。趣味で。

 薬の個人輸入はもちろん、薬草の栽培なども行い、漢方薬を調合し、独自レシピの薬酒なども作った。趣味で。

 

 そして、就活の季節がくる。

 

 ぼくは面接とかは苦手だ。得意なわけがない。

 面接で「テストステロン剤を使い、合理的に筋肉を増やしました。ぼくは目的のためならあらゆる手段を検討し、実行する男です。むだな努力は大嫌いです」とか言っても受かるわけない。

 

 よし、ドーピングだ。

 

 そう思った。

 

 以下に書く内容は実行を推奨しない。

 

 だが、現在ではこの薬は輸入できないので、実行不能なので、書いてもいいと判断する。

 

 エフェドリンという薬がある。

 喘息の治療薬だが、いくつかの理由から制限がかけられている薬品だ。

 とはいえ、ぼくが学生の頃は、濃度の低いものを個人輸入すれば、税関でのチェックは発生するにしろ、通販でふつうに買えた。

 いまでも法律的には買えると思うが、昔よりも厳しくチェックされるだろうし、ぼくが買ったサイトも売らなくなってしまった。

 

 ぼくはこの薬品をふくむ製剤を「ボディビルディングドットコム」から買った。

 現在ではこのサイトはあまり危険なものは日本向けに扱ってないが、当時はドーピング系の市販薬がほぼすべて買えるやばいサイトだった。

 

 税関で成分チェックのために開封され、一錠なくなった状態で届いた。

 当時(十年前)にはそんな感じでした。

 いまはもうちょっと厳しいんじゃないかと思う。

 

 さて、この薬には、面接が有利になるような作用がある。

 具体的には。

 

 ・気管支が拡張する

 ・興奮作用がある

 

 の二点だ。

 

 つまり、声は大きくなり、血色はあがり、意欲的に見える。

 就活において、声がでかく意欲的に見える学生が有利なら、これは有利な特性だ。

 薬を使って有利にする。

 つまり、ドーピングである。

 

 その後、ぼくはしばしば面接時にドーピングを行った。

 さて、どうなったか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ぼくは体育会系のクソみたいなブラック企業に入ってしまった。

 

 当然だが、ドーピングした状態のぼくは、本来の状態とはちょっと違う。

 その状態で面接を受けると、ちょっと違う状態の企業と相性が良くなる。

 そういうことである。

 

 おわかりだろうか? 自分をいつわるのはよくない。

 

 はいドーピング、よくないですね。 

 あんがい倫理的な結論でこの話は終わる。

 

 

 

 

 付記:

 倫理的な結論を(いちおう)出しておいたところで付記しておくが、

 個人的には、薬で性格を変えること自体はそう悪いことだとは思わない。

 アルコールを飲んで普段言えないことを言うような行為だって、薬で性格をかえているのだから似たようなものだと思う。

 就活でドーピングするのも悪いことだとは思わない。

 有利になるように行動するのは当然だし、面接練習だってけっきょく不自然なんだから。

 もっといえば、就活そのものがひどく不自然なシステムで、不自然なシステムに人間が適応しようとしたら、なにか人間は不自然なことをしなければならなくなるのだ。その不自然なことが面接の練習でも、ドーピングでも、リーダーシップの経験を積むことでも、変わりはないとぼくは思っている。

 

 ちなみに、そこそこの知識があればほかにも面接ドーピング法はたくさん見つけられるぞ

工具をけつに入れてぐるぐる回るレンジャーの夢

 にっき

 

 一昨日は居住地に人がいっぱい集まっていた。

 マストドンが話題になり、みんなでマストドンをやってげらげら笑っていた。

 ぼくも流行りに乗じて登録し「セックスアンドザシティ」などとつぶやいたりした。

 

 ポストツイッターになるかどうかはわからないけど、たしかにマストドンが普及したらけっこうよさそうだ。専門的な話題はそっちでやればいい。

 

 ピクシブ公式の絵描きマストドンもあると聞いた。

 絵描きが集まるのだ。戦争か。

 

 

 焼うどんを作った。

 たまたまナンプラーがあったのでナンプラーで味付けしたが、

 思った以上にふつうの焼うどんになった。

 

 ナンプラー、超臭いのに加熱するとその悪臭がさっと消える。

 どういう化学反応が起こってるのか知りたい。

 アミン臭だと思ってたけど、違うのかも。

 

 

 ジェンダー問題を扱ったような夢を見た。

 ケーキの台座のような白い床からメリーゴーラウンド状の工具(プラスドライバーなど)が生えてぐるぐる回転している。

 レンジャーもののお兄さんたちがそれを尻(?)に入れてぐるぐる回転して遊んでいる。

 しかし、レンジャーのピンク的な女性キャラだけは工具が入らず、彼女の分のプラスドライバーだけはただむなしく床で回転している。

 入らないのか入れたくないのかは定かではないが、レッドやブラックは工具をけつに入れたままげらげら笑いつつグルグル回転し、そんなピンクをあざわらっているのであった。

 

 以上。

 いまは北朝鮮のミサイル番組を見ている。そういうバイトなのだ。

にっき

 にっき

 

 きょうは最近デビューした作家の人と会った。

 みんな順調に出世していって偉いと思う。

 

 ゲームなどをやったりしたあと、ラーメン屋に行く。

 汁なし麺がオススメだという場所に行ったのだが、つけ麺をたのんだ。

 さいきん、人の話を聞かなくなっている

 

服が腐ってドリアンの臭いになった

 にっき

 

 そろそろ上着を収納しようと思い、五年ぐらい毎冬使っていた上着を洗った。

 腐った。

 

 ちゃんと部屋干し用のいい匂いの洗剤を使っていたのだが、

 その香りと腐った上着の香りが合わさってドリアンみたいな臭いになっている。

 

 これはもう寿命かもわからん。

 あきらめて捨てることにする。

 このあいだ人から防寒着をもらったので、代わりはある。

 

 体調がましになったので掃除とかしている

 便所がすごいことになっていたので便所掃除をした。

 

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